夏の庭

少し前に読み終えました。

湯本香樹実著 「夏の庭」

同じ人が同じ本を読んでも、どのタイミングで読むのかによって感じ方も違いますが、前回この本を読んだのは30代、今回は50代、その間に父親を亡くしております。
本の中に出てくるおじいさんが、亡くなった父親にそっくりで、懐かしくなりました。前回読んだ時にはそんな事を感じた記憶も無いので、この歳になってもう一度この本を読んだ事は正解だった気がします。

「オレ、もう夜中に1人でトイレに行けるんだ。こわくないんだ。」「だってオレたち、あの世に知り合いがいるんだ。それってすごい心強くないか!」